まるで、化石の記憶
過去になるというのは、こういうことなのかもしれない。寂しいような、虚無を感じる。
ゴールデンウィーク中に、半年前の写真を現像に出した。そこに写っていた出来事が、遠い昔のことのように感じる。これは古い記憶になりつつあるということなのか。もしそうならば、私は酷い人間なんだなって、率直に自分自身が私にそう思った。
でも、この出来事のことを、忘れてきたわけじゃない。記憶が朧になったのではなく、深いところで、はっきりと濃く焼き付いていて、決して消えない跡になっている。
それは、焼き付いた記憶の上に、ちょっと吹けば飛ぶような、埃が被った状態。あるいは、地中深くに眠る、化石のような記憶。
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