便利なツールではあるけれど…
さて、こんな記事を書いていると、例えば、以下のようにコメントを求められる時があったりします。
「最近はじめてクレジットカードなるものを使いはじめまして、便利だなー!(殆ど使っていませんが)と思っている矢先にこの記事を見つけた訳です。 やっぱりセキュリティーがしっかりしているところでもオンライン決済にクレジットカードを使うのは危ないのでしょうか??」(原文そのまま)
えー、その後は私、この事件が全然解決しておらず、カード会社から「法手続開始予告」なる通知がここ数ヶ月続けて毎月送られてきます。裁判とかって、普通はあまり経験しないことだから、なんだかちょっと怖いですよね(笑)。幸い、私は仕事で裁判記録を文字に書き起こしたりもしますし、傍聴も何度か行ってる上に、裁判を起こしたこともありますから、「ふーん、裁判したらぁ?」って今は感じで落ちついおりますが。
さて、「オンライン決済にクレジットカードを使うのは危ないことか?」という問いですが、実はこれ、返答に困ります(笑)。というのも、絶対の「安全」ではないからです。リスクはあります。
そもそも、オンラインでのカード決済の問題点は、16桁の「会員番号」と「有効期限」の情報が一致さえすれば決済できてしまうこと。暗証番号の入力は求められず、それこそ、私のように名前、住所、生年月日、メールアドレスなどの情報も本人固有(所有)のものを入れてしまえば、本人でなくても本人が決済したと相手(カード会社や決済代行会社など)が判断してしまいます。誰がカード情報を使ったかまでは調べられないんですよね。本人確認なしで決済できる点が問題です。
クレジットカードそのものが決して悪いものではありませんが、「抜け道」が存在すること、そこを利用されてしまうと、便利なものが使えず、自己防衛のために不便な方法を選択せざる得ないですねぇ。
なんて、こんなコメントでどうでしょう??
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