今やれることを…
それそれの現場ではやるだけ。でもこれが難しい。まして、組織であるならばなおさらのこと。どうしても「時間」がかかってしまう。
昨年夏の終りから続いている事件に進展がなく、変わらない状況をなんとか打開したい私は、先日になってようやく相手に1通の回答書を送ったばかり。真に闘う相手が違うことは、きっと相手もわかっていると信じたいけれど、相手の社会(業務)の仕組み上、事務的に淡々と迫ってくる。相手はいつも何も知らない毎回違う担当者。ひとり消耗戦を強いられる私は意思表示として、通常の手紙よりも強力な方法を使って相手に文書を送ったのだ。
組織が複雑、役割が明確に分けられていることは、働く者としては楽だけど、時として、相手のストレートな要求に対して、役割や職務範囲に忠実な、非常に限定された対応しかできなくなりがち。今の組織、対応としては間違ってはいない、仕方がないと思える反面、要求を訴える相手を含めた当事者たちからしたら、「現場を見ろ!」と、まずは言いたくなるものだ。
現代の多くの組織は問題がある。相手の要求に応えるべき人間が誰なのかがわからない。誰が何をしたらいいのかもわからない。こうなるとすでに「手遅れ」と言ってしまえばそれで終わってしまうかもしれないけれど、私らには思い、考えて、変化し続けられる能力がある。
今の状況を何とか変えていかなければならないと、強く思う限りは動くことができる。あとは方法が問われるだけだ。
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コメント
濱さん、お久しぶり。yokoです。
春からフリーランスになりました。これからもよろしくお願いします。
ブログ拝見しました。
一体何があったのですか。
問題なければ教えてください。
yokoでした。
投稿: yoko | 2005/06/12 23:58
yokoさん、こんちは。
私よりも偉い大先生なので、
こちらから本当はお願いすべき立場なのに、
どうもすみません。
で、説明するのが面倒くさいので、
自分で自分記事にトラックバック参照URLを入れておきますので(笑)。
昨年の9月には、こんなことがあったんです。
投稿: 濱祐 | 2005/06/13 01:54