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大震災から2週間(福島・相馬へ)

先週は震災対応の急な仕事で福島県相馬市へ。
海に近いところまで来て、しばらく呆然としてしまいました。

震災後の相馬・原釜

東日本大震災から10日後の相馬市原釜。
道の向こうに見える鉄塔は、隣町・新地の火力発電所です。
私は戦地に行ったことはありませんが、その景色はまるで爆撃にあったかのよう。津波による被害とは、こういうことなのか……と、ただ言葉を失って立ちすくむのみでした。

松川浦にて

津波によって陸に打ち上げられた漁船。
海(松川浦)から近い場所とはいえ、これだけの大きな船を陸に押し上げてしまう津波のパワーは、正直言って想像がつきません。

気象庁の観測データでは、この地を襲った津波の高さは7.3m。もっとも、7.3mを記録したところで津波によって波の高さを記録する計測機器が破壊されてしまったようなので、それ以上の高さの津波ではないか?と推測されています。

豚の後ろ姿に心が和む…。

上の写真は宮城県側、海から3km以上離れた地域で撮った写真。
5日間いろいろ見てきて、頭や気持ちの整理がつかない状態の私でしたが、家畜だった豚の後ろ姿に、少し心が和んだ瞬間でした。

ところで、東日本大震災における相馬市の記録震度は6強。
これは私が暮らす地域と全く同じ震度だったのですが、相馬市の中でも、やはり地震のあとの津波襲来の有無とその規模が、被害の差を生んでいるのは一目瞭然。地震だけの災害だったら、ここまで破壊されることはなかったはずです。

建物が津波に流されて跡形もなくなった集落地、地震で地盤が大きく沈下したため、今も海水がたまって一面、泥で覆われた状態の沿岸部一帯、津波でホームの外へ押し出され、横倒しになったり、くの字に折れ曲がった状態の列車など、津波の威力の大きさを物語る光景が目に焼き付いています。

復旧活動が進むにつれて、津波が残した爪痕の深さが次第に明らかになってくるでしょう。福島原発の事故も含めて、これ以上被害が拡大しないことを祈るだけの私です。

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コメント

こんばんは。
震災から、もうすぐ1ヶ月です。計画停電が、見送られる日が続いてますが、節電を心がける毎日です。

私の住む町にも、避難されて来た方々がいらっしゃいます。

被災された地域の皆様の復興を、心から祈る日々です。

投稿: 月野うさぎ | 2011/04/06 00:57

月野うさぎさん、こんちは!
もうすぐ1ヶ月……というところで、
真夜中に大きな余震がありました。←ついさっきのこと
なかなか気が休まる状況じゃありませんねぇ。

節電は特に何もしてないなぁ。
心がけてない、というよりは、
正直、あと何で節約しようか?という感じなので。。。
(部屋の照明をLEDに変えるくらいしか思いつかないッス)

投稿: 濱祐 | 2011/04/08 00:25

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