オーバーヒート
つい3日ほど前に福島県の伊達市霊山町(りょうぜんまち)で撮った写真。
なぜ車のボンネットを開けているかといいますと……
オーバーヒートしたエンジンを冷ましているからなのです。。。
エンジンのオーバーヒートとは、車を走らせている最中にエンジンの冷却機能が損なわれて、エンジンが正常に機能するための適正な温度より高くなってしまった状態のこと。どうやら、エンジンの温度が非常に高くなって冷却水が沸騰し、その蒸気がラジエーターキャップを介して冷却水のリザーブタンクへ一気に吹き返してしまったようなのです。(←たぶん)
高速道路を乗り換えるジャンクションで車のスピードを落としたときに、ふとエンジンの水温計に目をやると、温度が徐々に上昇していることに気付きました。このまま水温計の針がH(Heat)マークまでいって、完全にオーバーヒート(?)してしまったら、一体どうなってしまうのだろう……と、不安でドキドキしながらの運転。水温計の針を気にしながら、これ以上は危険かも、というところで車を止めました。
車を止めた常磐自動車道の宮城県亘理町付近の写真。
東日本大震災による地震と津波で荒れてしまった景色を眺めながら、被災地の復旧作業に来ている私が、被災地で遭難しそうになるとは情けない……と、ちと落胆。路肩で車のボンネットを開けると、リザーブタンクのまわりは吹き出した緑色の冷却水でびっしょり。エンジン付近から液体が沸騰したような音が聞こえていました。
先月下旬に福島県のいわき市内で、信号待ちの停車中にエンジンの水温計の針がゆっくり上昇していることに気付いて、翌朝に車を整備に出しましたが、そのときは原因の特定までには至らず、冷却水を補充してとりあえず様子を見ることに。今回のトラブル発生で、おそらくサーモスタット(冷却水の開閉弁)という部品の劣化による不具合であろうと見て、修理(部品交換)することになりました。
この車には10年近く乗っていますが、ここ1、2年の間にあちこちガタがきているようで、整備をお願いする回数も増えています。これで落ち着いてくれるといいのですが。
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