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帰り道に考えたこと

全国各地からの応援者

復旧作業の帰り道、常磐自動車道の四倉パーキングエリアで撮った写真。
作業服の人たちを見て、しばらく物思いに沈んでしまいました。
それはなぜかというと、彼らの背中のゼッケンを見てしまったから。
ここは原発事故の対応拠点となっているJヴィレッジが近いからなぁ。。。

「電力支援チーム」の文字

ゼッケンの「電力支援チーム」の文字は、原発対応の応援に来ている全国各地の電力会社の人たちを示すもの。パーキングエリアに停車中の車両ナンバーは、(私も含め)すべて福島県外。自衛隊や警察、消防、原子炉メーカーを含む民間企業の技術者や、協力(下請)会社の作業員たち……。

今更ながらではありますけれど、「本当にオールジャパンで対応しているのだな……」という、静かにずっしりと重い実感が。

全国からの応援は心強いと思える一方、「この人たちもこんなところまで……」という複雑な感情も同時に湧いて、涙が出そうになる私でした。それをごまかすために、カーラジオのスイッチを入れると、ちょうど国会中継の音声が。

なぜ政治(政治家たち)は、協力してひとつになれないのだろうか?
それを聞きながら疑問に思った帰り道がありました。

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