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大阪の蕎麦屋 ろあん鮎美

先々週、大阪ドームの方へ出張に行くという知人に、タイトルの蕎麦屋を紹介したのだけれど、「見つからなかった」という報告を受けまして、「まぁ、あそこは隠れ家的な蕎麦屋だからなぁ…」と、その場はお話させていただきましたが、ちょっと気になってインターネットで調べてみたら、2009年3月末に閉店していたというorz

ああ、うそ情報を教えてしまってごめんなさい、ということで、2008年8月の古い情報ではありますが、マイメモリー的な記事として、ご紹介したかったこの蕎麦屋を振り返ってみましょう。(ここはぜひ味わって欲しかったのですよ、本当に…)

ろあん鮎美(2008年8月当時)

「えっ?ここがお店???」という店構えだった「ろあん鮎美」。
2008年8月に、伊勢神宮で出会った熟年のご夫婦からお話を聞き、いただいた手書きの地図を頼りに訪れた蕎麦屋です。木の看板が出ていればお店が開いている証拠(笑)。

ろあん鮎美の「お通し」

席に座って蕎麦を注文すると、そばを油で揚げた「お通し」が出てきます。うーん、蕎麦屋でこのようなサービスを受けたのは生まれて初めて……。

ろあん鮎美の蕎麦の前菜・突き出し

次に前菜として「とうがらしとじゃがいもの煮物」が。「蕎麦懐石」というのでしょうか、そんなスタイルの蕎麦屋で今まで食事をしたことがなかったので、ものすごく新鮮&感動したなぁ。。。

ろあん鮎美の「だし巻き」

この「だし巻き」は蕎麦とは別に注文したものでセットメニュー(?)ではありませんが、1人用にお願いして作っていただきました。本来は2人前の料理でたまごの分量が少ないと難しいとのことでしたが、「チャレンジしてみます」という店主の言葉に、料理に対する姿勢を感じて非常に好感が持てましたね。

ろあん鮎美の蕎麦

そして、これが注文した蕎麦です。料理のすべてが「おいしい」ことは言うまでもありませんが、「丁寧に料理をお出しする」という姿勢というかポリシーが感じられ、「蕎麦を楽しむとはこういうことなのか」と、生まれて初めて思った体験をさせていただいたお店でありました。

大阪にあった「ろあん鮎美」は、2009年3月末に閉店して、店主は(おそらく修行のために)渡仏されたようです。お店を訪れたのは一度だけですが、蕎麦屋に対する価値観と認識を大きく変えた店主・お店に再び出会えることを、ひっそり願っているひとりであります。


※渡仏された「ろあん鮎美」の店主は、どうやら現在こちらの「ろあん松田」におられる(というかお戻りになられた)ようです。兵庫県篠山市ですかぁ。うーん、いつかは行ってみたいぞ~。[2013/2/21追記]

■食感!(食後感想文) By京都 「ろあん松田 兵庫県篠山市 蕎麦と野菜」


※で、その「ろあん松田」がある場所は、かつて限界集落と言われたところにあるみたい。うーむ、ミシュランガイド掲載店とは、ちと恐れ多いぞ。。。[2013/2/21追記]

■古民家の宿 集落丸山 蕎麦と旬のお料理「ろあん松田」

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