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まもなく震災から丸2年

震災以降、新聞やテレビ番組、あるいはネットでニュースを見ることもあまりない私でありますが、あの東日本大震災からもうすぐ丸2年経つということで、いろいろとまわりが騒がしいことぐらいは嫌でも察知せざるを得ないわけでして。

世間の一般的な評価は存じませんが、被災地関連の報道におけるマスコミ取材姿勢には大変疑問を感じること多々でありまして、ご自分たちのモノの見方や意見・主張の補強材料だけを探し得るための取材って、言葉が悪いですけど「この人たち、バカなの?」とか、内心で思っていたりします(苦笑)。

2013年3月の福島県新地町

先週撮影した福島県新地町の様子。季節が変わっただけで昨年の夏と変化していないことがおわかりになるでしょうか? あいかわらずの人と資材と機材不足の影響で、このように復興どころか復旧さえままならない地域が多数です。流失した建物のコンクリート基礎が取り除かれ、更地になるのはいつの日になるのだろうか。

2013年3月の福島県新地町

全国ニュースで流れたかどうかは知りませんが、津波で建物が被災した宮城県の石巻市立病院の本格的な解体作業が今年の2月中旬に始まったばかり。その周辺地域の家々のコンクリート基礎が取り除かれる作業もようやく進み出しました。あの石巻でさえこの進行状態ですから、福島県のここがそうなるのには、本当にあと幾年月かかるのか……。

2013年3月の福島県新地町

震災のあの大津波から、気がつけば2年、たった2年ではありますが、いくつかの被災地域の現場に入り、時にはそこで寝泊まりしながらの旅仕事が断続的ではあるけれど、ずっと今も続いています。そこでお気に入りの場所も見つかれば、特にそうではないものの、折れそうな気持ちをリセットするためのゼロの場所、初心にかえる・かえれるような場所も見つかりました。

まぁ、単に作業で来ている回数が多いという、たいした縁もゆかりもないのではありますが、福島県新地町のこの場所は、私にとってそのような場所になっておりました。いつの頃か、そうなっていたのだなぁ。。。

国道6号線宮城県山元町

あいかわらずの人と資材と機材不足の影響で、しばらくまたこの地を離れ、私は来週から北九州へ遠征します。福島県新地町から宮城県山元町の国道6号で海岸工事のための土砂を積んだダンプカーを目の前にして、「またこの地から離れるけれど、しばらくの間、よろしく」とか、そんな言葉が出てしまった道中の私がいたのでありました。

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コメント

うちの県知事は、岩手と宮城のがれきを受け入れると言っていたのに、県内各自治体の首長や県民が、がれきには放射能が含まれていると言って反対し、結局「東北で処分できる」という理由で、知事の言葉は空振りに終わってしまいました。

がれき受け入れに反対する人には、福島県から避難してきた人も多く、「やっと福島から逃れてきたのに、またどこかへ逃げなきゃならないのか」と言われると、苦しいものがありますけど、岩手や宮城のがれきには放射能は含まれていませんからね。

愛車のディーラーの営業マンは石巻出身で、実家が被災したのですが、「東北」と一緒にされて、石巻は放射能大丈夫なのと言われると、「あんた石巻は福島原発からどれだけ離れてるのか知ってるの?」と聞きたくなるとのこと。確かに、福島原発はむしろ茨城や千葉に近いですからね。

福島のニュースは、テレビではさっぱり入ってこないので知りようがないですし、石巻も報道と現地の実情は今でもかなり違うようです。。。
福島報道、これからもよろしくです。

投稿: ハク | 2013/03/13 21:25

ハクさん、こんちは!
がれきが東北で処理できるようになった理由については、
ひとことで言ってしまえば、復興が進まないからです。

写真に載せた建物のコンクリート基礎(土台)は、
今公表(更新)されているがれき量には含まれていないことを
多くの人はご存じではないでしょうし、その理由を知る人も
少ないでしょうね(笑)。

なぜ津波被災地ではこれが今も多く残されているのか、
問題の複雑さを理解できる人たちは、はたしてどのくらい
日本国内にはいるのだろうかと、思うこと多々ですね。。。

投稿: 濱祐 | 2013/03/14 08:46

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