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気仙沼の復興屋台村

東日本大震災から3年目に突入しましたが、年度末の3月と年度はじめの4月には、あらたな問題に直面する被災地の方々の話を現地の食堂などでよく耳にしたりしております。

復興屋台村(気仙沼横丁)

写真は2012年6月に撮影した宮城県・気仙沼市にある復興屋台村(気仙沼横丁)。
2011年11月にオープンしましたが、2年後の今年11月で契約満了。ここも市の復興計画により、10mの堤防建設のために無くなる予定です。

津波被害に遭遇する前の、もともとお店があった土地の復旧に目途が立たず、市内にはあらたな土地もない。入居期限や地盤沈下した土地のかさ上げを含めた区画整理はこれから……などと、復興に至るまでには多くの問題と課題が。移転や退去、廃業を余儀なくされる仮設商店街も多いだろう。。。

復興屋台村(気仙沼横丁)

こちらの上の写真はその屋台村の中の様子を撮影したもの。(2012年7月撮影)
この気仙沼の復興屋台村で飲食店を営むある方は、自分のお店の再建には莫大な費用がかかるとのことで、ワカメの販売などの新しいビジネスを始めているそうです。たくましいと思うと同時に、街の灯りが消えてゆく景色は、もう見たくないのですがねぇ。。。

というわけで、まだ津波被災地に足を運んでいない方で、気仙沼をはじめとした復興屋台村や商店街も訪れてみたい方は、今年中に行ってくださいませ。

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