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2013年6月に作成された記事

「奇跡の一本松」完成&ライトアップ

7/3に岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」が復活&夜間ライトアップするとのことで、私にもご丁寧な完成式のご案内が。

奇跡の一本松(2012年9月)
※注)写真は保存のために切断される前(2012/9)のものです。

震災遺構にもいろいろな形・方法があるとは思うけど、これについては私、わりかし肯定的。というのは、ほかの各地で保存が検討されているものとは違って、奇跡の一本松は、「見ると心に希望の明かりが灯る」というような地元民の声が(私が見聞きした限り)非常に多いから。遺構を残すという「後世に伝えるため」の術が、今を生きる人の心や精神を傷つける・苦しめることが、ほかの検討されているものよりは、おそらく少ないような気がするんですよねぇ。。。

とはいえ、ほかの保存が検討されている遺構にも、たとえば、残された人が故人に会いに行けるような感覚を持てる場所とかあったりするので、単純に○×式の二択で答えを出すには、特に残された人たちにとっては、まだまだ時間が足りないような気がするのでありますが…。

あと、よくネット上では「松と人、どっちが大事?」とか、「このプロジェクトには反対。そのお金を○○に使って欲しかった」という言葉をよく見聞きする。

まぁ、意見とか見解と批判は、それはそれとしていろいろ承知はしておりますが、震災の大津波の中で生き残った「奇跡の一本松」の存在とその当時の象徴に比べたら、総じてそういうものは、「あかるい」ものを何も感じず、ネガティブな印象の方が強いんですよねぇ……。なぜ異を唱える人たちが、「(自分たちが主張する)こっちの方があかるいよ」という意見展開ができないのか。そこが本当にもう残念。。。

ちなみに、奇跡の一本松の夜間ライトアップは、今のところ期間限定の1年間程度。時間は日没から午後9時頃までの予定。なおこの事業は、岩手県電気工事業工業組合青年部とパナソニック株式会社の支援によるものです。

昨年の9月以来、しばらく見ていないので、ちょうど気仙沼終わり(または始まり)の仕事があれば、陸前高田までぜひ足をのばしたいところだなぁ。。。


※ちと追加で続報。
なんと、奇跡の一本松LEDライトアップ機器一式はパナソニックの無償提供で、東京スカイツリーと同じ最新式制御システム!これはますます見てみたくなるわなぁ。。。
(岩手県電気工事業工業組合青年部も完全ボランティアで、内地からのガソリン代もみんな持ち回りで持ち出し。本当、頭が下がる思いです…)[2013/6/25追記]

※「震災遺構」としての奇跡の一本松について、あまり報道などされていないから少し補足いたしますが、写真にある奇跡の一本松の背景に写っている建物は、同じ震災遺構として保存が決まっている陸前高田ユースホステル。この建物が大津波の威力を弱くめ、奇跡の一本松が残ったといわれています。
なので、震災遺構としてはこの2つで1セット的な扱いなのですが、このことはほとんど報じられておらず、奇跡の一本松の保存募金(そのお金があったら~的な話)がやたらと目立って注目され、まぁ、いろいろ疑問や批判、叩かれたりしています(苦笑)。←私は疑問ゼロというか悩み(?)はあるけど肯定的な立場なんだよね。。。[2013/6/28追記]

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