天安門広場と天安門
2014年の今日は天安門事件から25年。各国の報道をいろいろ見ていると、思うところはあるにはあるのではありますが、それはそれで置いといて、昔に撮った天安門の写真なんぞを眺めた今日の午後だったりします。
2007年2月の天安門広場。世界最大級の広さを誇ります。
国内外の観光客で溢れる……というよりか、広大な中国大陸各地から毎日のように人が訪れる場所なので、やはり国内の観光客のほうが多いです。
写真をパッと見た感じ、人があまりいないように見えるかもしれませんが、それは、ここがデカ過ぎるからです(笑)。
広場の向こう側にある故宮の天安門に掲げられた毛沢東の肖像画。日中戦争後の国共内戦で蒋介石率いる中華民国を台湾に追いやり、今の中国である中華人民共和国を建国した人ですね。
夕暮れの天安門。ちょうど日没に行われる天安門広場の国旗降揚式の時間帯にあたってしまい、このあと30分くらいはここで足止めに。ここを警護する中国の武装警官の規制線の張り方が(良く言えば、とても職務に忠実で迅速ってことなんだけど)強引過ぎてメチャ怖かったです。銃口を向けられたのはこの時が初だったかも?
国旗の降揚式が終わると夜。天安門はいい感じにライトアップされておりますが、このあとがちょっと大変でした~(苦笑)。というのは、なんせ天安門とその広場は、国家のシンボルでもあります。日中以外は多数の警備態勢と人が配置され、「この地下道は通れないからあっちへ行け!」とか通行禁止の箇所が増えるため、かな~り遠回りをしないとホテルへ帰れなかったという(大苦笑)。
もともと横断歩道が少ない(というかない!)&歩道橋も少なくて、道を渡るのも勇気が必要な都市でしたね。2007年の当時は。この翌年に北京オリンピック開催してますし、そのあたりは前より観光客に優しい環境になったのでしょーか?
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コメント
私は97年の晩秋にに上海と西安に行ったことがありますけど、当時から上海は既に自転車の街から「クルマの街」に変っていました。地下鉄は、まだ1路線だけでした。
ご紹介の北京と同じく「自動車優先」で、もう記憶が定かでないのですが、横断歩道のようなところを渡ろうにも車が走りまくっていて渡るのが怖かったことだけは覚えています。
それから当時の西安は、まだ田舎でしたね。
暖房が全く効いておらず、凍えながら豪勢な中華料理を食べたことも思い出します(笑)
投稿: Haku | 2014/06/09 18:27
Hakuさん、こんちは!
中国だけじゃないけれど、横断歩道や信号があっても道を渡るときは、車やバイクなどに注意が必要ですよねー。程度の差はあれど、総じて自動車優先(?)じゃないのは日本くらいかも?
「そろそろ、ここらへんで道の向こう側へ渡りたいけど、横断歩道も陸橋も、この先には見えないんだよね……」車道も広いし、車もバンバン走っているし、どうしたものかな~?なんて、北京の路上で悩むことは多かったですね(笑)。
投稿: 濱祐 | 2014/06/10 23:10