HAPPY石巻版&福島浜通り版
先日公開されたHAPPY福島浜通り版に続き、HAPPY石巻版も昨日アップされました。東日本大震災以降は東北エリアの津波被災地で仕事をすることが多かった私としては、これはもう「うれしい」の一言です。それぞれいろいろあるけれど、こういう笑顔があるだけで、前に進んで行ける気がします。
というわけで、まずは昨日アップの石巻版から。
ちなみに、石巻の津波被害が大きかったところは、まだまだこんな感じです。
(写真は昨年9月のもの)
一応、HAPPY石巻版の中に出てくる絵の1コマに近いものを載せてみました。先月末に日和山から見た景色と、大きくは変わりありませんでしたね。。。
そして次は、石巻版より数日アップが早かった福島浜通り版。
下の写真も昨年9月に撮ったもの。福島県いわき市(小名浜)です。HAPPY福島浜通り版の映像には出てこない絵ではありますけど、この映像を見て私が頭にフラッシュバックした景色の1つです。
震災前、舗装された丁字路の信号機の前には小さな写真館が建っていました。津波のあとも建物は残っていました。でも、今はありません。
石巻も福島浜通りも、震災前のそれぞれの街の様子を少なからず記憶していますから、ここがどういう場所で、あの津波でどうなったのか、そして今も、毎日ではないものの、定期的に仕事で訪れて見ているから、ただファレル・ウィリアムスの大ヒット曲「HAPPY」に乗って踊っている映像ではあっても、見る者によって見えているものは、実はそれぞれ違います。
今思うと、HAPPY福島版が公開された時に、ネガティブコメントを寄せてしまった人たちは、たぶん、映像の中に描かれる笑顔の裏側とか、そういうところには想像力が働かなかったのだろうな。そんなことも思いました。
※HAPPY福島版の件をご存知ない方もいるかもしれないので、以下の記事も参考としてリンクを載せておきます。
■今の福島のひとつの姿「HAPPY福島版」
http://hamayu.cocolog-nifty.com/column_diary/2014/06/happy-bd39.html
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