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「結婚したらどうだ」は言ってはいけない?

「結婚したらどうだ」は言ってはいけない言葉なのだろーか? それは女性に対しては言ってはいけない、という限定の話?(女性に対して年齢の質問はしてはいけない的な?) それともこの話は男女限らず?などなど、ちょっとモヤモヤしています。

■<都議会>やじ問題で超党派議連再開 会長発言に疑問も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140916-00000101-mai-pol

女性蔑視のやじ問題に揺れた東京都議会で16日、超党派の「男女共同参画社会推進議員連盟」の総会が開かれた。やじ問題を受け、17日の第3回定例会開会を前に約5年ぶりに活動を再開したが、議連会長が「結婚したらどうだと(プライベートなら)僕だって言う」などと語り、女性議員から「理解できない」との声が上がった。
(中略)
記者団からやじ問題への対応を問われ「それぞれが議員としての矜持(きょうじ)と自律性を持ってやっていく話だと思う」と述べたうえで「女性に対して、今回で言えば『結婚したらどうだ』という話でしょ。僕だって言いますよ、平場では」と発言。「平場」の意味については「まったくのプライベートなということ」と説明した。

これに対し。議連の総会に出席した野党会派の女性都議は「発言の本質は、子供がいない人に『子供をつくらないのか』と言ってしまうのと同じ。相手が男女にかかわらず踏み込んではいけない話だと認識しないといけない。そういう(取材の)場所で発言することも理解できない」と語った。

このニュースを聞いた時は、「この発言は問題である」とか「言うべきではない」というような「不適切である」と私は判定しなかったけれど、「きっと、これを問題として捉える(批判する)人はいるよねぇ…」と。

でも、ニュースに取り上げられてしまった議連会長に対しては、そんなコメントしなければいいのになぁ(不用意な発言だなぁ)とは思いましたね。この発言に対する女性都議の「そういう(取材の)場所で発言することは理解できない」は同感なのだけど、その前の「本質」とされる部分が、私にとってはかなりモヤモヤするポイントです。「結婚したらどうだ」は言ってはイケナイ言葉なのだろうかと。

記事中の女性都議のコメントからも、「相手がこれを聞かれたら嫌だから質問してはイケナイ」という話ではなく、「そもそも聞いてはイケナイ」という話・認識であるとする(タブー視する)根拠が私にはよくわからないんだよね。

これは「結婚したらどうだ」というような言葉に対して、私自身がすでに免疫が出来上がっているせいだとか、その問いに対する答え、あるいは、やり過ごしたり、かわす方法、はぐらかす方法をそれなりに会得しているからそう思うだけ?「そういう(取材の)場所で発言することじゃないですよね」だけだったら、こんなにモヤモヤしなかったのに、と思います(笑)。

「発言の本質は、子供がいない人に『子供をつくらないのか』と言ってしまうのと同じ」という女性都議のコメントは、子どもがいることが「上位」で、いないことが「下位」を打ち消す言葉で「同位ですよ」という言葉だと解釈はできますし、「結婚したらどうだ」もこれに当てはめて、結婚している(上位)=結婚していない(下位)を同レベルに扱うことの意が「本質」なのかな、とは思うから、まぁ、そこまでは理解というか同感はしています。でも、そのあとの「踏み込んではいけない話」というのがとても疑問。「踏み込まない方が無難」ならわかるのだけど。

あと、これは言い方の問題になるとは思うけど、ただの「おたずね」とか「提案」や「おすすめ」には受け取ってはくれないものなのだろうかと。(ネガティブにしか受けられないの?)

「その立場と役職で、あの場(取材)で、そんなことをコメントしなくても…」くらいのアウト判定しか私がしないのは、塩村議員に対するセクハラやじとは区別して思考を切り離して、(関連は認めるけれど)個別に扱って思考が連鎖しないように考えているということも、この件ではあまり苦言や批判をしない(できない)ところなのでしょうね、おそらく私は。
(SNS上で、こんな発言をするのは男だから~、自民だから~、差別だ~とか、これは何かのネガキャンですか?みたいな流れを見ていて余計にそう思ったり…)

* * * * *


「結婚したらどうだ」というような言葉に対して、ほとんどスルーか、投げかけられても、あまり響かない私ですが、これでもちょっとコレはショックだったな~という「結婚したらどうだ」関連の言葉(?)が、実は私にはあります。

これもまぁ、言葉を発した相手の女性にしたら、問題だとは思っていないというか、まさか私が衝撃を受けるだろうとは思ってもみなかったのだろうなーとは思うんですよね。(つーか、かくいう私自身がこの発言を聞くまで、こんなにショックを受けるとは思ってもみなかったしw)

思い返せば、たしか「結婚したらどうだ」というような質問があって、なんだかんだ(?)と会話した後、女性からの「男性は(年齢が高くても)いつでも結婚できますからね」の一言が私にとっては一番ショックだったかなー。
あと、年上の女性から「あなたには(同年齢の女性よりも)若い女性と結婚するのがいいかも。子どもも作れますし」の一言も、ゴンと頭を殴られたような衝撃を受けましたね。(なんつーか、女性も男性に対して、そう見ている・思っているのか…orz的な)

これらの言葉に、なぜ私はこんなにも衝撃を受けたのだろーか?と考えると、1つだけ明確な答えがあることに(今回のニュースでのモヤモヤを考えることにより)気が付きまして、それは「あなたの意見や見解と私は違うのに、そう決めつけないで」という否定の気持ちがあること。私は「必ずしも」そうは考えたり思ってはいないんですけど(怒)とか、脊髄反射的に返してやりたい衝動というか。

自問自答を繰り返している時に、「必ずしも」という言葉が出てきたけれど、これは、そうとは限らない、そうともいえない(と考えている)私のことを、型にはめないで、決めつけないで、存在を認めて、という「叫び」か何かなのかな?

「結婚したらどうだ」という議連会長の言葉に対して、過剰に反応してしまう人は、なんとなく、そのあたりに答えがあるような気がしていますけど、どうなのかなぁ。。。
(まぁ、お祭り的にうっぷん晴らし・叩きたくて言わずにはいられないだけの、雰囲気で流れに乗っちゃってる人も多いのでしょうけれど)

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コメント

確かに。私は男ですがモヤモヤしました。
「私とあなたは考え方が違います。」というレベルの話だと思います。
宗教の話題と同じで言わないのがマナーというだけで、
片方の考え方を「言われていやな人がいるから」と封殺してしまうことは、間違っていると思います。

投稿: ちな | 2014/09/18 18:56

ちなさん、こんちは!
コメントありがとうございます。

言葉は、その人との関係性やシチュエーションによって、
言い方と受け取り方と意味も変わってくると思いますので、
あのニュースの取り上げ方(編集表現の仕方)は、
どうなのかなぁ、一方の立場に偏り過ぎた解釈じゃないかなぁ、
それこそ、「結婚したらどうだ」という言葉を発するのは、
「冷やかし」や「貶め」しかありえない!というような解釈だけで
問題提起をして、ニュースに仕立て上げていないだろーか?
なーんてことを、見ていて私は思いましたねぇ。。。

投稿: 濱祐 | 2014/09/18 21:07

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