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これは見たい&応援したい映画作品「この世界の片隅に」

マンガ原作を読んでいないけど、この劇場アニメ作品はちょっと見てみたいよね~とか思ったわけは、先月たまたま出張で、この物語の舞台である広島県の呉市を訪れたから。

「この世界の片隅に」

この「この世界の片隅に」は、こうの史代さんによる同名マンガ作品を原作とする劇場アニメで、太平洋戦争中の呉市を舞台に、そこで暮らすある家族の姿を描いた作品です。原作は2009年の「第13回文化庁メディア芸術祭」でマンガ部門の優秀賞にも選ばれていたことも、あとになって知りました。

公式サイトも3/8にオープンしたばかりで、しかも、劇場アニメ公開実現に向けてクラウドファンディングで支援者を募るという。目標額は2000万円、支援は2000円からOKとなっています。ちょっとコレは参加してもいいかな~。(←支援に参加しますたw)

呉の港(船着き場から)

実際に広島の呉を訪ね、その景色が上下の写真のように思い浮かぶせいでしょうか、この公式サイトの物語のあらすじを読むだけで、もう涙腺がゆるんでしまいます。
だって呉は、原爆が落とされた広島までの距離は20キロメートルくらいですからね。市内にある大和ミュージアムに展示されていた「呉と原爆」の写真が、私には静かにズシンと堪えましたよ。「ああ、そうか、呉からは、ここからは、広島のキノコ雲、見えていたんだよねぇ…」と。

呉の港(造船所から)

今までのこういった作品って、「忘れてはいけない・風化させてはいけない」とかいった、変に異様な説教臭さや教訓だったりの、いわゆる「ウエメセ」で、作者の戦争観や批判、あるいは感情のゴリ押しだったり、戦争の悲惨さを伝えるために恐怖を煽ったりと、「平和の教育や啓蒙と言いつつ、それ、洗脳じゃね?」みたいな語りも多かったような気がします。

実際、ほとんどの人たちにとっての日常の中にあった戦争というのは、それこそNHK朝ドラ「ごちそうさん」などで描写された「軍国おばさん」のような熱狂者よりも、「この世界の片隅に」の主人公のようなものだったんじゃないかなー、戦争を他人事じゃないと考えさせる作品は、わかりやすい恐怖や悲惨さで表すものではなく、本来こういうものなんじゃないかなーと、この「この世界の片隅に」という作品は、そう期待させるものを感じます。昭和30年代の山口県防府市に暮らす少女・新子の物語を描いた「マイマイ新子と千年の魔法」の監督・脚本ということもポイントが高いよね(笑)。

「この世界の片隅に」ポスター(大和ミュージアム)

たまたま呉を訪れて、閉館時間の近い大和ミュージアムで見かけたポスターに目が止まっていなかったら、たぶん、この作品のクラウドファンディングや作品自体も知ることはなかったでしょう。呉でよい出会いをしたな~と思いました。(メモ代わりに撮った大和ミュージアムで見かけたポスターの写真が、ピンボケで残念だったけどw)

映画のみならず、ちょっとこのマンガ、読んでみたい気持ちが高いっすね~。
(というわけで、マンガ原作の商品リンクを以下に貼っておきます♪)


【▼こちらの前/後編の2つは紙の書籍版のリンクです】



【▼こちらの3つはKindle版の電子書籍のリンクになります】



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