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2016年9月に作成された記事

高雄市忠烈祠(壽山忠烈祠)

有名な観光スポット遅咲きデビューな私、やっと台湾の「忠烈祠」を訪れることができました。(台北ではなく高雄ですが)

高雄市忠烈祠(壽山忠烈祠)

大陸での中華民国建国や抗日戦争、今日までの現代台湾の礎を築いた政府のために命を落とした英霊を祀るために建立されました。なお、ここでいう「今日までの現代台湾の礎を築いた政府」とは、「蒋介石率いる国民党が台湾を統治した中華民国政府」だけを指すものではなく、民主化以降の現代台湾の政府も含みます。

高雄市忠烈祠の展示パネル

上の写真は、高雄市忠烈祠の中にある展示パネル。これは、台湾の国父・孫文が中国大陸で中華民国誕生のきっかけになった辛亥革命の戦死者追悼に訪れた時の写真のようです。

高雄市忠烈祠(壽山忠烈祠)

なお、台湾の忠烈祠は、現代において「烈士/英霊」が変容しています。というのは、2003年に中国大陸から広まったSARS(新型肺炎)の治療で命を落とした民間の医師(民間人烈士)も忠烈祠に祀られているから。「烈士」のイメージが「国家的」であるかだけでなく、近年では「公共的」イメージを含む点がとても興味深い私です。

高雄市忠烈祠(壽山忠烈祠)回廊

展示パネルを一通り眺めつつ、なんか、この全体的に「こじんまり」とした感じが、妙に落ち着くなぁーと。変な「派手さ」がないというか、あまり「権威」とか「威光」を感じさせない静かな造りと雰囲気に、好感と親近感を覚えます。。。

高雄市忠烈祠(壽山忠烈祠)本殿

高雄市忠烈祠の本殿。ここに約33万の烈士の魂を集めた「国民革命烈士之霊位」が祀られています。1つの依代(神位)に烈士を祀る方式は、日本の神社と同じですね。そういえば「東京の靖国神社と同じだよ」と、ここで台湾人に言われましたっけ。(台湾内に19箇所ある忠烈祠にそれぞれ分祀されている、ということかな)

單行道

忠烈祠は中華民国の国防部管轄の警備なので、実際に訪れるまでは、ちょっとドキドキしていた小心者の私ですが、そんな心配は一切無用の落ち着いた場所でした。
ただ、路面に「單行道」の表示があったこと、帰りになって気がついたり…。壽山動物園から忠烈祠に徒歩で向かう途中、道を誤って軍施設の入口前に出てしまった時は、正直私、ビビりますた。。。

高雄市忠烈祠(壽山忠烈祠)

高雄の忠烈祠は海が見える壽山(高台)の上にあるため、高雄市街や港の風景を見渡すことができます。この忠烈祠のそばには、西子湾に涼む夕陽が美しいとされるスポットが近くにあったりするのではありますが、ここで夕焼けの景色を眺めてもいいかなーとも思いましたね。(高雄には夕陽を待ちたいスポットが多くて困りますw)

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帝冠車站「高雄」(高雄願景館)

高雄願景館の展示を見学できたのは2015年11月。この建物には若者だった頃の思い出がいっぱいで、「懐かしい」という言葉でしか言い表せなかったりします。

高雄願景館

特に初見の人にとってはパッと見た感じ、レトロな建物を写した殺風景な写真(汗)にしか見えないんじゃないのかな~?とか、想像するのではありますが、私の脳内では、同時に違う景色も見えてしまうのです。

高雄駅舎

2000年の写真。もっともこの頃は「願景館」ではなく現役の「駅」の建物でした。まだデジタルカメラがなかった時代の写真です。私は初めての台湾が高雄でした。

高雄願景館

高雄願景館の建物の中で見上げた景色。昔も同じようなアングルで、柱や天井、窓を見た記憶ありますね…。

高雄願景館

さて、高雄願景館の展示内容についてですが、主に台湾鐡道の「地下化」の説明と、これからの高雄駅とその沿線のビジョンの割合が多いかな?といった印象でした。もちろん、「帝冠車站遷移中」の写真パネルもあったり、駅だった時代に屋根の下にかけられていた屋外時計などの実物展示もありました。(※展示されている屋外時計は、この記事の写真2枚目、駅舎正面に掛けられている時計のことです)

高雄港駅跡鉄道故事館

鉄道マニアが喜びそうな、昔の車両の「行き先表示板」等の歴史物的な実物展示(?)は、高雄港駅跡にある鉄道故事館の方が豊富で楽しめるかな~?

高雄願景館

話を戻しまして、実はこの高雄願景館、2017年春までの公開予定となっております。
で、その後はこの建物、「高雄願景館」としての役目は終え、新しい高雄駅のエントランスとして再び復活・戻される計画です。(また少しずつ大移動するのかw)

ちなみに、上の高雄願景館の写真は、2007年11月に撮ったもの。運悪く休館日に訪れてしまって、この時に中を見学できなかったんだよね~。(それさえも懐かしい)

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