帝冠車站「高雄」(高雄願景館)
高雄願景館の展示を見学できたのは2015年11月。この建物には若者だった頃の思い出がいっぱいで、「懐かしい」という言葉でしか言い表せなかったりします。
特に初見の人にとってはパッと見た感じ、レトロな建物を写した殺風景な写真(汗)にしか見えないんじゃないのかな~?とか、想像するのではありますが、私の脳内では、同時に違う景色も見えてしまうのです。
2000年の写真。もっともこの頃は「願景館」ではなく現役の「駅」の建物でした。まだデジタルカメラがなかった時代の写真です。私は初めての台湾が高雄でした。
高雄願景館の建物の中で見上げた景色。昔も同じようなアングルで、柱や天井、窓を見た記憶ありますね…。
さて、高雄願景館の展示内容についてですが、主に台湾鐡道の「地下化」の説明と、これからの高雄駅とその沿線のビジョンの割合が多いかな?といった印象でした。もちろん、「帝冠車站遷移中」の写真パネルもあったり、駅だった時代に屋根の下にかけられていた屋外時計などの実物展示もありました。(※展示されている屋外時計は、この記事の写真2枚目、駅舎正面に掛けられている時計のことです)
鉄道マニアが喜びそうな、昔の車両の「行き先表示板」等の歴史物的な実物展示(?)は、高雄港駅跡にある鉄道故事館の方が豊富で楽しめるかな~?
話を戻しまして、実はこの高雄願景館、2017年春までの公開予定となっております。
で、その後はこの建物、「高雄願景館」としての役目は終え、新しい高雄駅のエントランスとして再び復活・戻される計画です。(また少しずつ大移動するのかw)
ちなみに、上の高雄願景館の写真は、2007年11月に撮ったもの。運悪く休館日に訪れてしまって、この時に中を見学できなかったんだよね~。(それさえも懐かしい)
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