全員でマスクを外すことにしました?
2023年1月20日に、日本政府は今春から新型コロナを「新型インフルエンザ等感染症」という「2類相当」から「5類感染症」に移行することを発表しました。
新型コロナの流行が始まった頃は病原性や感染経路など未知の部分が多かったことから厳しい対策・対応が取られていました。例えば、感染者は全数把握して全員入院、感染者の隔離や濃厚接触者の待機期間も(世界標準の)14日間の設定でした。
現在は、感染者の入院は原則として「重症」であることに限られ、自宅療養も7日間にまで短縮。濃厚接触者に対する制限も家庭内感染などに限られた措置の設定となっています。また、感染者の全数把握や感染者の疫学調査の実施も緩和が進められました。
さて、このように感染症法上の措置として緩和が進んできた中で、5月8日から新型コロナは「5類感染症」へ変更されます。そんな最中、私のTwitterタイムラインに流れてきたあるツイートが目に留まりました。
私のまわりの自治体や企業、団体のトップとか意志決定機関(?)の方針アナウンスとは異なる発表だからでしょうか。いろいろ思うところがありました。
新型コロナ流行初期に日本政府からマスク着用が呼び掛けられ、早い段階で状況や場面に応じてマスクを外すこともアナウンスされてきました。例えば、「マスクを着けると皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調節がしづらくなってしまいます」と書かれた下図の環境省・厚労省のアナウンスとか。
日本政府からのマスク着用の考え方の見直しについては、2023年2月10日に次のように決定されています。
令和5年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります。
本人の意思に反してのマスク着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、配慮をお願いします。
(内閣官房 新型コロナウイルス等感染症対策推進室より)
そもそも、マスクをするかしないかは、(コロナ前から)自身の裁量に任されていたことでした。それが戻っただけではありますが、今後もコロナ対策と社会生活の両立を模索していく必要はあるわけで、個人的な意見というか考え方としては、それぞれの事情を想像しながら生活していくこと、接することが求められているのではないかなーと。
まぁ、マスク着用基準とか考え方、5月8日から「5類」になったから~とはいっても、コロナウイルスが脅威でなくなったわけでも何でもないので、これまで通りの方針で私自身の変更は一切ないかなぁ。(相手にマスクの着用や外すことを求めることもなく)
マスクの使用はコロナ対策のためとは限らないわけですからね。
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