5月6日に香港の離島・長洲島の饅頭祭へ。
特にお祭りの開催期間を狙って香港へ行ったわけでなく、毎度のことながら、行き当たりばったりのノープラン観光でございます。 香港に到着してから「今日は長洲島でお祭りだったのか~」と(笑)。
長洲島の饅頭祭は、毎年、旧暦の4月8日に行われます。ここでいう「毎年」とは、「来年の春節はいつなのだろーか?」というふうに、旧暦に基づいているので、開催日は毎年変わります。
4月8日は花祭(降誕会/灌仏会)、つまり「お釈迦さまの誕生日」で、香港各地で仏誕祭の行事が行われますが、この長洲島の「饅頭祭」は、お釈迦さまの生誕を祝うわけではなく、島民の無病息災と漁業の安全を祈願するお祭りです。(花祭とか、お釈迦さま感はゼロですw)
ところで私、こんなに人で賑わう長洲島は実は初めて。何も考えずに「のほほ~ん」と来てしまったことを少し後悔いたしました。いつもここを訪れる時は「静かな島」なので、この大混雑ぶりに戸惑うばかり。。。
島のお店がこんなに繁盛している様子を見たのも今回がはじめて。「今日の長洲島、香港中から人が集まって来たのだなぁ…」と、妙にしみじみ実感してしまいました。
お祭りなので、中華伝統の「獅子舞」も、島内をあちこち回ります。
獅子舞の動きが激し過ぎて、写真はイマイチ(大苦笑)。
獅子舞は各お店を1軒ずつ、商売繁盛などを願って舞を踊ります。祝儀袋の「紅包(ほんぱお)」を渡して、獅子に頭を噛んでもらうと、厄払い&ご利益に授かれる、というのは日本の獅子舞と同じです。(日本は厄払い、中華圏はご利益や福が強調されています)
ちょっとお祭りの喧騒と人混みに疲れてしまい、島の浜辺で休憩中。
海の音、波の音が聞こえてホッと安堵を覚えます。
* * * * *
さて、香港からの長洲島行きはラクでしたが、この日の帰りは大変でした。
長洲島から香港への帰りのフェリーは相当数の増便をして対応されているようでしたが、それでもフェリー待ちの行列に1時間以上も並ぶことに。
長洲島で深夜に上がる花火を見て、行列に並び、セントラルの船着き場まで戻ってきたのは午前2時近くでありました。(お祭りの日は、島に宿を取ったほうがいいなぁ…)
※香港の離島・長洲島の饅頭祭の内容については、マニアック香港の記事が一番わかりやすいと思うので、ご興味をお持ちの方は以下を参照してくださいませ。
■長洲島の饅頭祭を上手に楽しむコツ(パレード編)
http://maniac-hongkong.com/event/cheung-chau-bun-festival-parade.php
■長洲島の饅頭祭を上手に楽しむコツ(搶包山比賽編)
http://maniac-hongkong.com/event/cheung-chau-bun-scrambling.php
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