カテゴリー「旅行・地域[海外]香港」の10件の記事

マカオ 2度目の旅(戀愛巷)

中国返還前に1度だけ訪れたマカオ。再び来ることができました。

マカオの戀愛巷

写真は聖ポール天主堂跡が見える戀愛巷(Travessa da Paixão)から。
たった50メートルの小道の両側にポルトガル統治時代の名残りの建物が並びます。

マカオの戀愛巷

逆方向から撮った写真。
つきあたりが歴史地区のメインストリート大三巴街 (Rua de S.Paulo)です。セナド広場までつながっています。

マカオは大通りに面していない小道(路地裏)や、表通りから入り込んだ場所にある裏手の小道(裏路地)が面白い。とても楽しい街歩きになりました。

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香港の獅子山(Lion Rock)

2018年3月、香港の獅子山(Lion Rock)トライ中の写真。
頂上まであと15分といったところからの景色です。

獅子山(Lion Rock)

登山道の下の方はコンクリートや石の階段混じりの坂だったのですが、さすがに頂上付近は絶景とバーターの「落ちたら死ぬ」的な場所も増えてきました。

獅子山(Lion Rock)

ところで、獅子山(Lion Rock)の山頂付近は、香港政府の漁農自然護理署(AFCD)から「事故が多く、リスクの高いハイキングコース」の1つにリストアップされています。

■High risk locations with records of fatal and serious accidents in country parks
https://www.hiking.gov.hk/content/fatal_and_accident_case

特に獅子山(Lion Rock)は、崖の先端に立って写真撮影をしようとした観光客が転落して…が多い場所でもあったりするんだなぁ。(日本のように安全柵を設置とか危険な場所には入れないようにする、なんてことは海外ではありませぬ…)

獅子山(Lion Rock)

というわけで、山頂が近づくにつれ、手を使って岩を掴まなければ登れない箇所も出てきます。

獅子山から沙田

九龍の反対側、新界の沙田(Sha Tin)の街が。まだ訪れたことのない街の姿にワクワクが止まりません。(次回は沙田を歩こうかな~とか)

獅子山(Lion Rock)

獅子山(Lion Rock)の頂上に到着しました。目の前の大きな岩崖が「Lion's head」と呼ばれる部分。しばらくここで香港の360度パノラマを楽しみます。

獅子山(Lion Rock)

獅子山(Lion Rock)の頂上から九龍湾方面の写真。「世界一着陸の難しい空港」と呼ばれた啓徳空港の跡地が見えます。(懐かしい~)高層マンションが地面からニョキニョキ生えているような景観が面白い。

獅子山(Lion Rock)

「Lion's head」から獅子山(Lion Rock)の峰を眺めた写真。頭を入れて3つの峰があるといった感じでしょうか?(山に詳しくないのでよくわからんw)

獅子山から沙田坳へ

帰りは登り始めた方向とは逆方向の違った道を進んで行きました。
写真の先の山を登るとあとは下り坂です。このあとは1時間ほど山道を歩き、沙田坳(Sha Tin Pass)を下って黄大仙へ戻りました。頂上までの距離は、帰り道のこちらの方が遠いかな、たぶん。

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獅子山公園の登山道入口

2018年3月に香港の獅子山(Lion Rock)トライしてきました。
まずはMTRで黄大仙へ。(相変わらず人気ある寺院ですなぁ…)

黄大仙

その背後に見える高層マンション群の向こう側、今回はあの崖山を目指します。

獅子山(Lion Rock)

香港の獅子山(Lion Rock)。標高は495mです。(言われてみれば、山頂から突き出ている岩がライオンの横顔に見えなくもない?)

獅子山公園

MTR駅から約30分、スマホで地図を確認しながら坂道を歩いて上り、獅子山公園の入口へ。登山道はこの公園の中に入って~と思いきや、

獅子山公園の看板

このまま進むとBBQ場のようなので、公園へ入らず、矢印を信じて向かいます。(ちょっと不安な看板…)

獅子山公園

ちなみに、矢印の方向はこんな感じ。このゲートから1~2分歩いたところに登山道があるわけですが…

獅子山公園の登山道入口

え?(あれが登山道?)

獅子山公園の登山道入口

えーと、どうやらここが登山道の入口のようです。
(コンクリートや石の階段混じりの坂なのは、ここが公園の敷地だから?)
想像と違っていた登山道の入口だったので、ちょっと驚いてしまいました。。。

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ビルヒャーミューズリー

香港のホテルで朝食に食べた写真のデザート。名前がわからないまま2年も経過しましたが、この度、宿泊した台北のホテルでようやく名前を知ることに。

ビルヒャーミューズリー

「ビルヒャーミューズリー(Bilcher Muesli)」
1900年頃、スイス人の医師マクシミリアン・ビルヒャー=ベンナー氏が自身の病院の患者のために考案した療養食。元々はビルヒャー夫婦がスイスアルプスをトレッキングした際に地元の人からサーブされた食事にヒントを得たそうです。
(ちなみに中国語表記は“瑞士燕麥粥”となるみたい)

ビルヒャーミューズリー

ということは、デザートではなく「シリアル」の部類?
香港でメモ代わりに撮った写真をあらためて見てみると、ああ、そうそう、「meiji」のヨーグルトがあるショーケースのところにいつもあるんだよねー。

ビルヒャーミューズリー

本来は主食なのかもしれないビルヒャーミューズリーではありますけれど、このサイズで上品に出されているから、ここでは“食後のデザート”でよいかなー(笑)。

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西貢の水上マーケット

20年前と変わらない風景に安堵しました。
香港東部の新界(ニューテリトリー)・西貢(サイコン)にて。

西貢碼頭

2017年2月の西貢碼頭。天気のよい休日に、のんびり歩いて友人たちを待つことに。(まさか、私の方が先に到着してしまうとはw)

西貢碼頭

西貢は九龍サイドで「海鮮料理を食べに行こう!」という話になると、真っ先に名前が挙がるところです。

西貢碼頭

西貢碼頭(埠頭)の桟橋に、小さな船がたくさん停泊しておりますが……、

西貢碼頭

これらはすべて漁師さんたちの水上マーケットだったりします。新鮮な海の幸を船で漁師さんたちが直接売りにくる風景は、20年経過した今も健在でした。

西貢の水上マーケット

船の中にお手製の「生け簀」が並びます。見事な商品ディスプレイは「美しい」の一言。桟橋の上から眺めているだけで楽しいです♪

西貢の水上マーケット

「三個願望(魚、蝦、蟹):400」の文字が見えます。HK$400ですから、日本円で換算すると\6000くらい?香港は南国ですから、捕れる魚もエビもカニも大きいし、その場ですぐ捌いてもくれるので、お得かもですねー。

西貢の水上マーケット

桟橋の上から魚のうろこを取る様子を見学。慣れている人の手つきとスピードは違うな~。最後は下の写真のように網でお届け(笑)。商品を受け取ったら、そのまま網に代金を入れて支払います。

西貢の水上マーケット

20年前に西貢を訪れたときは、旺角あたりから1時間ちょっとミニバスに揺られて車酔いに苦しんだものですが(汗)、今ではMTRも延伸され、彩虹駅からミニバスで30分ほどの近さ。「ずいぶん行きやすくなったなぁ…」と、しみじみ思った休日でもありました。

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香港国際空港で飛行機の遅延

5月のある日、香港国際空港で、私が乗る飛行機が出発時刻になっても空港に到着せず、搭乗ゲート前の待合所にはこんな掲示が貼られました。

飛行機が遅延の案内

単純に飛行機の出発が遅れたり、乗るはずだった飛行機が天候理由で、空港に着いてチェックインする前に欠航が決まった&知らされたということは、過去にも何度か経験していますけど、出発時刻になっても飛行機が到着してなくて遅延という事態は今回が初めて。(無論、飛行機が到着しないから、新しい搭乗時間も出発時間も未定なわけで)

香港国際空港ANA機

地上で天候を見る限り、雷雨ではあるけれど、風も強くないし、雷も遠い感じで、今までの経験に照らし合わせると、これで飛ばない・降りられない天候でもないような?上空では風がすごいのかな~?とか考えながら待ちましたねぇ。。。
(上の写真は、私が乗る飛行機ではありませぬ)

結論としては、香港の空港上空の天候が大荒れで、離着陸の制限を空港(航空管制)がしたために、私が乗る飛行機が空港に降りられず、上空で1時間以上、待機していたということでした。

……ということは、ほかの飛行機も同じ目にあっているわけでして。
私が乗る飛行機が出発する時刻には、(私が目視確認できただけで)飛行機が6機も数珠つなぎで滑走路へ移動して、順次離陸という「戦闘機かよっ!」的な光景が見られました(笑)。一時的な天候回復の間隙を計算・予報しての発進みたいな?機内はその頃「電子機器は使用できません」状態なので、その胸熱な展開を記録することができず残念。。。

※KE、CX、CI、CX、NH、CAが数珠つなぎで滑走路へ移動→順次離陸
(私はNHに乗っているのでCAの離陸は見れないけど)
気分的にはカタパルト移動発進みたいな(笑)。←民間航空機でまさかの燃える展開w

香港国際空港ANA機

私が乗る飛行機は、最終的には出発は1時間15分の遅れ。30分ちょっとの時間で到着した乗客を降ろし、機材を入れ替えて出発することができるとは、さすがプロといいますか、これは香港国際空港のスタッフが素晴らしいからでしょうね。搭乗口前の容姿のキレイなグランドスタッフのお姉さんよりも、雨が降る中、燃料補給やコンテナ入れ替えなどを行う整備の地上スタッフを見ながら、特にそう思いましたね。
(あ、この写真も私が乗る飛行機ではありませぬ~)

※のちのニュースでこの悪天候は、中国の深圳や華南地方、台湾の一部都市の水没をもたらした大雨被害のヤツだったことを知り、帰国が翌日だったらアウトだったかも…、運がよかったなぁ…とか思ったりもしました。

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香港の離島・長洲島へ

5月6日に香港の離島・長洲島の饅頭祭へ。
特にお祭りの開催期間を狙って香港へ行ったわけでなく、毎度のことながら、行き当たりばったりのノープラン観光でございます。 香港に到着してから「今日は長洲島でお祭りだったのか~」と(笑)。

長洲島の饅頭祭

長洲島の饅頭祭は、毎年、旧暦の4月8日に行われます。ここでいう「毎年」とは、「来年の春節はいつなのだろーか?」というふうに、旧暦に基づいているので、開催日は毎年変わります。

長洲島の饅頭祭

4月8日は花祭(降誕会/灌仏会)、つまり「お釈迦さまの誕生日」で、香港各地で仏誕祭の行事が行われますが、この長洲島の「饅頭祭」は、お釈迦さまの生誕を祝うわけではなく、島民の無病息災と漁業の安全を祈願するお祭りです。(花祭とか、お釈迦さま感はゼロですw)

饅頭祭の長洲島の様子

ところで私、こんなに人で賑わう長洲島は実は初めて。何も考えずに「のほほ~ん」と来てしまったことを少し後悔いたしました。いつもここを訪れる時は「静かな島」なので、この大混雑ぶりに戸惑うばかり。。。

長洲島

島のお店がこんなに繁盛している様子を見たのも今回がはじめて。「今日の長洲島、香港中から人が集まって来たのだなぁ…」と、妙にしみじみ実感してしまいました。

饅頭祭の長洲島の様子

お祭りなので、中華伝統の「獅子舞」も、島内をあちこち回ります。
獅子舞の動きが激し過ぎて、写真はイマイチ(大苦笑)。

饅頭祭の長洲島の様子

獅子舞は各お店を1軒ずつ、商売繁盛などを願って舞を踊ります。祝儀袋の「紅包(ほんぱお)」を渡して、獅子に頭を噛んでもらうと、厄払い&ご利益に授かれる、というのは日本の獅子舞と同じです。(日本は厄払い、中華圏はご利益や福が強調されています)

香港の離島・長洲島

ちょっとお祭りの喧騒と人混みに疲れてしまい、島の浜辺で休憩中。
海の音、波の音が聞こえてホッと安堵を覚えます。

* * * * *


さて、香港からの長洲島行きはラクでしたが、この日の帰りは大変でした。

長洲島から香港への帰りのフェリーは相当数の増便をして対応されているようでしたが、それでもフェリー待ちの行列に1時間以上も並ぶことに。
長洲島で深夜に上がる花火を見て、行列に並び、セントラルの船着き場まで戻ってきたのは午前2時近くでありました。(お祭りの日は、島に宿を取ったほうがいいなぁ…)


※香港の離島・長洲島の饅頭祭の内容については、マニアック香港の記事が一番わかりやすいと思うので、ご興味をお持ちの方は以下を参照してくださいませ。

■長洲島の饅頭祭を上手に楽しむコツ(パレード編)
http://maniac-hongkong.com/event/cheung-chau-bun-festival-parade.php

■長洲島の饅頭祭を上手に楽しむコツ(搶包山比賽編)
http://maniac-hongkong.com/event/cheung-chau-bun-scrambling.php

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香港のツーリストSIMカード

久々のブログ更新&ちょっと前の話になりますが、2月の香港でツーリストSIMカード初体験しました。

香港のツーリストSIMカード

このSIMカードの詳しいデータについては、こちらのページを参照していただくとして、ただの一旅行者として使ってみた印象は「お手軽でコレいいじゃん♪」と、非常に高評価・好意的な受け止め方をいたしました。5日間でHK$69(1000円以下)と、日本と比べたら超リーズナブル!

香港のツーリストSIMカード

パッケージを開くとこんな感じ。カードの裏側には開通(アクティベーション)作業に必要な電話番号やパスワード等が記載されています。なお、開通作業はスマートホンにこのSIMカードを差せばOK(自動的にやってくれる)という体験者の情報がWebに溢れているようですが、私のスマートホンの場合は、そのやり方だけだとアカンかったみたいで、最終的にスマートホンのWebブラウザ起動で現地の通信会社のサイトにアクセスして持続的にWiFiと3Gで使えるようになりました。(←よくわからんけど結果オーライw)

※3Gで利用だけならSIMカードを差せばOKですが、WiFiでも利用の場合は指定サイトへのログインが必要です。[2014/5/11追記]

Googleマップ+GPSで使用

私的に、現地のSIMカードを差したスマートホンが活躍したのはGoogleマップでGPSオンにした場面。降りるバス停の名前と地名(地図上のその位置)はわかっていたけど、いかんせん土地鑑はゼロの旅行者なので、「このバスは、一体、今はどのあたりを走っているのだろーか? 目的地まで、あとどれくらい?」という時には非常に心強かったですねー。

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香港に来ました。

香港に来ております。ホテルからの眺めはこんな感じ。
この高層マンション群の立ち並ぶ様子が、なんとも「香港らしい」と、私に思わせる景色の1つだったりします。

香港の高層マンション群

世界トップクラスの人口密度を誇る香港のこの景色は、まるでコンピューター等の電子回路の基盤に並ぶ部品群のよう。もはや芸術品のような美しささえも感じさせます。

対岸は九龍サイド

こちらの景色は海を挟んだ対岸の九龍サイド。今回の部屋はオーシャンビューでもありました。(夜景も楽しめるかも?)

洗面所&浴室が透明ガラス

洗面所&浴室が透明ガラスで仕切られている部屋、実は初体験です。部屋の広々感アップですな(笑)。(部屋をシェアした場合には、電動ブラインド/スクリーンを下ろせばOKということか)

香港

ホテルライフも楽しみだけど、やはり、久しぶりの香港の街を、ぶらぶら歩きたいと思います♪(まずは今晩のご飯をどうしようか考え中…)

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香港返還から10年

7月1日が近づくにつれ、ニュースでは香港の中国返還10周年についての話題が多くなり、私自身もこのことについて少し考えました。といっても、暮らしている人の生活がどーとかって、想像の範囲でしか考えられないのだが(笑)。

ちょうど返還の年(1997年)に訪れた香港で、私が当時この中国返還について思ったことは、「香港は香港のままでいて欲しい」といったものでした。「大陸の人間と同じぢゃない、私は香港人だ」というプライドが好きでした。でも10年経って、その意識は弱くなったのかなと思うのです。中国から見れば、一国二制度による香港の中国化政策は成功といえますが、「香港人である」というプライドは緩やかに失われつつあるのかなと。

現在の香港は大陸マネーが入ってきて好況に沸く経済だけど、大陸からの人も多くなり、香港の中でも貧富の差がさらに拡大したともいわれています。そして大陸からの愛国教育により、「中国人である」という意識が強くさせられている。

多分、香港で暮らす多くの人々は、この状況に適応していかないと生きてはいけないし、そうするしかないだろう。このことを考えたとき、ふと、10年前の返還前に出会った香港人たちのことを思い出すのです。今はどうしているのかなーと。元気かなぁ?

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